腕時計

【維持に必要】定期メンテナンスのオーバーホール

※「機械式腕時計」については以下の記事で触れているので、よろしければご覧ください。

【中身が全然違う】機械式、クォーツ式、ソーラー式って何?

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謎の言葉「オーバーホール」

機械式腕時計を選んでるとよく見かけるけど・・・一体何のことだろう?

周期が何年とか費用が高いなんて言われるオーバーホールですが、一般的にはあまり聞きなれない言葉ではないでしょうか?

実は、機械式腕時計を使っていく上で無くてはならないものなんです。

今回はそんな「オーバーホール」について、紹介したいと思います!

オーバーホールって何?

時計内部を部品単位で分解して再度組み立てる作業のことです。

時間経過で内部の部品は摩耗していくので、切れた潤滑油をさしなおしたり破損した部品を取り替える必要があります。

摩耗したまま放置すると動かなくなってしまうので、長く使う為にはオーバーホールは必要不可欠な作業なんですよ。

どこに依頼すればいいの?

メーカー以外でもオーバーホールしてくれるお店があるみたいだけど・・・?

オーバーホールはメーカー等の「正規代理店」と、並行輸入店や修理業者等の「正規代理店以外のお店」に依頼することができます。

※「正規代理店と並行輸入店」については以下の記事で触れているので、よろしければご覧ください。

【同じなのに値段が違う】正規輸入店と並行輸入店

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正規代理店と正規代理店以外の違い

正規代理店で行う場合、値段は高めですがきちんと契約したメーカーの部品を使ったり、1~2年の保証をつけてくれたりと安心感があります。

正規代理店以外で行う場合、値段は安くなりますがメーカーと契約していないので、どこからか手に入れてきた部品を使ってオーバーホールを行います。

※正規代理店に修理依頼したい場合、その際に正規の部品以外が使われていると対応を断られる可能性があるのでご注意を。

正規代理店以外のお店は保証にバラつきがあるので、しっかり調べてから依頼した方がいいかなと思います。

周期と費用はどれくらいなの?

3~5年に1度、オーバーホールをするのが一般的と言われています。

メーカーに持ち込む場合、1回5~10万円ほどかかりますが、使用しているムーブメントにより値段は変動します。

内部が複雑であるほど値段は上がりやすく、トゥールビヨン等の複雑機構があると数十万円くらい上がるので注意が必要です。

オーバーホール費用をメーカーが公開している場合があるので、前もって調べておくと安心ですよ。

レンタルという手もある

「そんなに維持費が払えない」という場合、「カリトケ」というレンタルサービスを利用する手もあります。

月額で好きな腕時計を使い続けられる手軽さで人気のサービスです。

いろいろなブランドの腕時計があり実物をお店で見ることも出来るので、気になったら調べてみると良いですよ!

こんな人におすすめ!

  • 自分が好きな腕時計を知りたい
  • いろいろ試してから購入したい
  • 一時的に高級腕時計を使いたい
  • 気になる腕時計で金属アレルギーを起こさないか試したい

欲しい腕時計の維持費が高額だった場合に検討してみてください!

オーバーホールは必ずしよう!

値段が高いので敬遠しがちですが、使用頻度が少なくても意外に内部の摩耗が進んでいたりします。

特に油切れになってしまうと摩耗が速くなり、部品交換が必要になることもあります。

その場合、オーバーホールには部品代が含まれないので交換費用に注意してくださいね。

5年に1回くらいはオーバーホールをした方が良さそうだね。

大切な腕時計を長く使っていくため、定期的なメンテナンスをしていきましょう!



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