作品を作っている時、パーツを複製したいと思うことはないでしょうか?
同じパーツを何回も使ったり自作フィギュアのキットを販売したい時は、レジンを使った複製がおすすめですよ。
実際にやってみたので型取りの方法を紹介したいと思います。
目次
原型について
レジン複製を行うには、まず原型が必要です。
原型は一般的に粘土で造形した物を複製することが多いと思います。
原型に使われる石粉粘土の違いについては、こちらでまとめています。
用意するもの
- 原型
- レジンキャスト
- シリコン(硬化剤付き)
- シリコン剥離剤
- 型取り用のブロック
- 油粘土
- 伸ばし棒
- いらなくなった鉛筆数本
- 輪ゴム
- 紙コップ
- 割りばし
レジン・シリコン・型取り用ブロック以外は100均でも揃えられます。
ウェーブのレジンキャストをよく使ってました。
手順
1.型取り用の枠を作る
型取り用ブロックを組み立てて、型の壁を作っていきます。
伸ばした油粘土の上にブロックを押し込むと、型取り用の枠が出来上がります。
2.原型を油粘土に埋める
平らにした油粘土に半分くらい原型を押し込みます。
型離れの良い ほいく粘土 が人気だったのでよく使ってました。
この上からシリコンを流すので、きちんと原型が外せるように注意する必要があります。
例えばハートのコースターの複製をとる場合・・・
こんな感じで取り出す時に引っかからないように埋めてください!
3.レジンキャストの通り道を作る
複製は液状のレジンキャストを型に流して取ります。
なのでレジンキャストを流し入れる為の道が必要になります。
いらなくなった鉛筆等を油粘土に埋めて、通り道を作っていきましょう。
4.ダボ穴を作る
型をかみ合わせる為の穴をダボ穴と言います。
型同士を合わせた時に突起がかみ合うため、型がずれにくくなります。
こちらもいらなくなった鉛筆等を使い、油粘土に5mm程の深さの穴をあけていきます。
鉛筆を少し削った面を使って穴をあけると、よりずれにくいダボ穴になりますよ。
5.シリコンを流し入れる
シリコンの硬化剤を混ぜたシリコンを上から流します。
気泡が出来ないようにゆっくりかき混ぜ、丁寧に流し入れるようにしましょう。
硬化時間はシリコンによりまちまちですが、ウェーブシリコンの場合は20~30分程位で固まります。
6.油粘土を外す
シリコンが固まったら、型をひっくり返して油粘土を外します。
7.シリコン剥離剤を塗る
シリコン部分にシリコン剥離剤を塗ります。
剥離剤を塗らないとシリコン同士がくっついてしまう為、必ず塗るようにしてください。
きちんとシリコンが剥がれるよう、筆で丁寧に塗っていきます。
8.再びシリコンを流し入れる
シリコン剥離剤が乾いたら、その上からシリコンを流し入れていきます。
剥離剤は10分程待てば乾いてるかなと思います。
先程と同じようにシリコンを入れていきましょう。
9.原型を取り出す
シリコンが固まったら型を剥がし、中の原型とレジンの通り道を取り外します。
取り出したら型がずれないよう輪ゴムできつく止めます。
10.レジンキャストを流し入れる
複製のもとになるレジンキャストの液体を作ります。
紙コップにA液とB液を入れてよく混ぜ、割りばし等に液体を伝わせて型に入れていきます(気泡防止の為)。
180秒程で固まるので、なるべく早く静かに入れきるようにしてください。
11.型から外して完成!
レジンキャストが固まったら、型を開けて取り出します。
そのままだとレジンの通り道がくっついているので、ナイフ等で綺麗に切り取りましょう。
切り取った部分をやすり等で綺麗にして完成です!
レジンで複製を作ってみよう
作った複製はサーフェイサーを拭いた後、タミヤカラー等で着色することも出来ます。
かなり小さい物の複製を作る場合、シリコンの代わりにお湯で柔らかくなる「おゆまる」というプラスチックを使って型を取る方法もあります。
是非試してみてください!